青葉台中学校 期末テスト
本日終了した 青葉台中学校の期末テストの問題を見てみました。数学は 基本的な問題がほとんどです。全学年、数学が得意な方は、満点を狙える問題です。
英語も基本的な問題が多く、教科書の本文をおぼえて 使いこなせていれば高得点が取れます。1年生でも会話文などが出てきているので、英検などで長文の練習をしていた人には有利だったと思われます。
各学年の数学のテストについて、簡単にまとめました。
中1 数学
問1~問3
問1は 式の計算、問2は方程式です。
問3は 文字式の証明ですが、基本的な「3つの連続する整数」の問題で、穴埋めです。
問4
方程式の速さを使った問題ですが、単位が「時速4km・時速5km・距離8.5km・1時間後」と そろっているので、時間から分への単位の換算もなく、素直に考えられる問題です。
最後の答えだけ「何時間何分」と時間の単位の換算があります。方程式ではなく、完全に速さの問題(旅人算)で考えれば、小学生にも解ける問題です。難しく考えないほうが良いのかもしれません。
問8
比例のグラフ・座標と面積の問題ですが、\(y\)座標が正方形の一辺の長さ(たて)となるので、図形の問題として考えます。関数として求めた座標を、長さに置き換えられれば、時間も短縮できます。\(x\)を底辺、\(y\)を高さとして、三角形の辺の比を利用(傾きの利用)することもできます。
>
問9・問10
問9は、比例・反比例のグラフから式の読み取り
問10は、図形の移動の問題
中2 数学
1~43
1~12までは、穴埋めですが基本の語句を普段使って考えていれば、難しくありません。
13~23も、学校のワークのレベルの問題です。(20)は「正三角形」を見落とさないように。
24~32は1次関数ですが、\(y=ax\)に、傾き・切片、座標を代入していくだけで解けます。
33~43は、長方形上を点Pが移動する問題ですが、こちらも「場合分け」が 初めからされているので難しくありません。
44~47は関数の問題
(44)でグラフを書くと(46)もすぐに求められます。出発時間と傾きが与えられています。
(45)は 関数より速さの問題と考えます。
中3 数学
問1~問6
基本の小問です。特に問3~問6は、県立高校の入試問題の小問集に出る形式ですので、県立高校受験生は確実に点を取りたいところです。
問7
面積比・体積比の問題です。学校のワークに出ていたレベルの問題なので、事前に復習していれば時間もかけずに解けます。
問8・問9
関数と図形ですが 複雑ではないので、時間をかけずに解けます。
問10
証明です。
対頂角が等しいのは分かるので
①180°-∠ADCと180°-∠AECより∠BDF=∠CEF
②△ADC∽△AEBを証明してから、∠BDF=∠CEF
のどちらでも大丈夫です。①のほうが時間は短縮できます。
問11
相似比を出して、面積比から求めます。
まとめ
全学年で 基本問題が多く、ワークからも出題されているので、平均点が高くなります。日ごろの授業でポイントをおさえ、毎日コツコツと基本演習をしていれば テスト直前もワークの復習だけで乗り切れるでしょう。
大事なことは、直前のつめこみではなく 普段の練習量です。数学だけでなく、英語も毎日 少しずつでも勉強時間を取れば、テストの点数に結びついてきます。
詳しい解説が必要な方は、教室までご連絡ください。